北斎読本挿絵に度肝を抜かれる

NHK日曜美術館シリーズ北斎 めくるめく読本挿絵の世界」を見ました。
江戸時代後期文芸の主流となった「読本」の、葛飾北斎による挿絵についての番組でした。

北斎の予備知識が全く無いまま番組を見たのでビックリです!まるで現代の劇画・漫画雑誌の見開きページではないですか!200年以上前ですよ👀!
北斎による閃光や爆発の表現手法が、現在の漫画で頻繁に見られることに驚きました。迫力と細密、躍動感とスケールに度肝を抜かれました

さっそく北斎の挿絵が見られる美術館など調べてみると…
六本木や両国で実物が見られる(*゚Д゚)そうで、なぜ関東に居る時に興味を持てなかったのか悔やみます😥
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しかし、名古屋の図書館に北斎の挿絵を集めた図書があることが分かりました。よし、行ってみよう💨

📚目当ての本は昭和46年に刊行された5巻組です。
挿絵は、読本の見開き2ページ分が1枚の紙に印刷されていました。原寸大です❣️
綴られていないので1枚ずつ手にとって見ることができます😍

こんな立派な図書を直接触っていいんかいな💧知恵熱が出そうなので2巻分をじっくり閲覧👀
テレビで見たとおり、限られた枠内に読本のストーリーが詰め込まれていました。

ヨーロッパの銅版画(エッチング)のような線描が素晴らしいです。
木版画だから、彫師と摺(すり)師の技術も凄い!

解説に、初摺本の挿絵を見るべきだと書かれていました。微妙な摺り具合で墨色に濃淡を付ける技法や、二度摺りの技法などが見られました。

図書館でコピーできるそうなので、気に入った挿絵があればコピーさせてもらって小さな屏風でも手作りしようか🎵と思いましたが、どれをとっても
怨霊、妖怪、刺し殺し、怨念が溢れているので、飾るには向きませんね👻💧
それにしても、読本に書かれた昔の「日本語」を読めないとは何ともどかしいことか!

次は、現代語に訳された曲亭馬琴の読本を探そうか♪、或いは
小布施に北斎を観に行くか♪

楽しみが膨らみます。


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by pmago | 2019-02-21 20:47 | Comments(0)

八ヶ岳南麓移住9年目のブログです(^-^)/


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